プロの講師を迎え、
レベルアップを目指す
西宮市立学文中学校

西宮市立学文中学校「学文ジャズオーケストラ(GJO)」は、中学では珍しいジャズ専門の吹奏楽部だ。 神戸や高槻で開かれるフェスティバルやコンテストに毎年出場。意欲的に活動している。

1~3年生計56人のGJO。 3年生は10月の演奏会で引退

10月末まで部長を務めた藤原なのはさん(3年)はGJO出身の姉に憧れて入部。トロンボーンを担当し、「色々な楽器の音が集まった時のハーモニーが魅力。メロディーだけでなく伴奏の時も楽しんで演奏しています」と笑顔を見せる。今春転校してきた新部長の田原萌衣(めい)さん(2年)は、前の中学でも吹奏楽部に入っていたがジャズは未経験。「独特の吹き方やリズムに慣れるのが難しかったけれど、スウィングにのって演奏するのが面白い」と話す。

部長をバトンタッチする藤原なのはさん(右)と新部長の田原萌衣さん(左)

3年生が引退し、1、2年生40人の新体制がスタートしたばかり。「本物のジャズに触れさせてあげたい」 と顧問の意向で11月から、OBの横尾昌二郎さん(トランペット)や、井手正雄さん(トロンボーン)、井上さとみさん(ピアノ)といったプロのジャズミュージシャンを講師に迎え、基礎からジャズのだいご味でもあるアドリブまで幅広く指導を受ける。

田原さんは「まずは私たちがジャズを楽しんで、それが自然と聞いている人たちにも伝わればいいな。同じ中学生にもっとジャズ仲間が増えてほしい」と意気込んでいる。

 




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